千葉大学 未来医療教育研究機構

ご挨拶|機構について

未来医療教育研究機構 あいさつ

千葉大学は、生命の一層の輝きをめざす未来志向型の総合大学として、創造的な教育、研究活動を通して優れた人材を養成し、もって社会の発展に貢献してきました。特に、医学部、薬学部、看護学部、附属病院などの医療系部局が集積する亥鼻キャンパスでは、これまでに多くの世界を先導する研究者や医療従事者を育成してきました。さらに平成16年の国立大学法人化以降は、亥鼻キャンパスの医療系部局がその専門性や職種等の壁を越えて自由な発想で議論し、一丸となって教育や研究面とともに人材育成面での機能強化を加速させています。そして今回、新しい総合的な治療法や治療薬の開発を目指す学問を「治療学」と定義して、新たな視点で世界を先導する創造的な「治療学」の研究者や医療従事者を育成するために「未来医療教育研究機構」を設置しました。

未来医療教育研究機構では、これまで亥鼻キャンパスに構築された国際的な教育研究基盤の基に、国内外の第一級の教員・学生を結集し、産学官の参画を得ながら、新規治療法や治療薬の開発とともに、グローバルに活躍する「治療学」の研究者や医療従事者の養成を目指します。関係各位におかれましても、新設の未来医療教育研究機構とともに、たゆみない挑戦を続ける千葉大学に、これまでと変わらぬご支援を切にお願い申し上げます。

国立大学法人 千葉大学 学長
徳久 剛史

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未来医療教育研究機構開設にあたって

千葉大学の亥鼻キャンパスには、医学部、薬学部、看護学部及びそれぞれの大学院、附属病院がコンパクトに結集しており、次世代の医療を担う医療人の育成のための理想的な環境が備わっています。そこで、私たちは“次世代対応型医療人の育成と「治療学」拠点創生のための亥鼻キャンパス高機能化構想“を打ち立てて、次世代の多様なニーズに応え、豊かな健康長寿社会と安全・安心な社会の実現を支える医療人の総合的育成を目指しています。この構想実現の司令塔の役割を果たすのが、千葉大学未来医療教育研究機構です。特に研究活動に関するガバナンス改革を進めながら、経済的自立により若手研究者、研究医、外国人研究者が活発に研究活動を行っている魅力的な研究環境を目指します。

「治療学」を、治療の理論的背景を明らかにし、その知見に基づいた新規治療法の開発を系統的に研究・実践する学問(千葉大学大学院医学研究院 グランドデザイン将来構想2012より)、と位置付け、亥鼻キャンパス全体で「治療学」拠点の創生を目指します。「治療学研究」は、患者の治療を第1に考える研究で、学際的な共同研究を基盤に、一般社会(患者)、企業、行政との継続的な対話により、医療に求められているものを的確に把握した上で、最先端基礎科学と臨床現場の間で知を循環させながら、グローバルに通用する世界標準の教育研究システムを機動させて発展するものと捉えています。21世紀における医学研究のあり方の重要なモデルといえます。例えば、アカデミア主導の先端医療や新規治療薬の開発、個々の患者の立場に立った個別化医療の実践開発研究、患者目線での在宅医療・ケア(医師、看護師、薬剤師等のチーム医療)等が「治療学」研究の具体例として挙げられます。

関係各位におかれましては、亥鼻キャンパス高機能化構想の具現化を目指す未来医療教育研究機構の活動に対して、何卒よろしく御指導御鞭撻お願い申しあげます。

国立大学法人 千葉大学 未来医療教育研究機構 機構長
中山 俊憲

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